2014年4月7日星期一

井上 晃宏

6年制になってから3回めの薬剤師国家試験合格率は以下のようである。

第97回     2012   88.3%
第98回     2013   79.1%
第99回     2014   60.8%

一貫して合格率が下がっているが、それは大した問題ではない。
大学別合格率の表をみると、奇妙なことに気がつく。
入学定員と比較して、新卒受験者数が異常に少ない大学が目につくのだ。

(新卒受験者数 / 6年制薬学部入学定員数)は、入学者のうち、卒業する割合を示していると考えられる。6年制薬科大学卒で、国家試験を受けない人などほどんといないからだ。

実に、74大学のうち、21大学が、3割以上の中退率である。中退者は、国家試験にすらたどり着いていない。

薬学部卒業国家試験データ
入学定員に新卒合格率をかけた合格率で、ワースト5を出すと以下となった。

        卒業率   最終歩留まり率
第一薬科大学  0.289   0.063
奥羽大学    0.328   0.085
青森大学    0.277   0.111
日本薬科大学  0.338   0.115
姫路獨協大学  0.341   0.175

これらの薬科大学では、入学者の3割しか卒業できず、2割以下しか国家試験に合格できない。8割以上の学生は、学費と時間を浪費させられただけで、社会に放り出され、高卒時よりも、さらに悪い条件で生活していかねばならない。

底辺薬科大学では、教育は崩壊しているといってよく、速やかな廃校が求められる。情報収集力の未熟な高校生をひっかけ、その人生を破壊するようなトラップを、政府が認可して存続させることは、罪であろう。

底辺薬科大学は閉鎖せよ タオバオ

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